疑心暗鬼の本当の意味について

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  • 疑心暗鬼という熟語についてお話いたします。この言葉は2000年以上前の中国春秋戦国時代に書かれた列子という道教の書物に載っている言葉だそうです。 ある人が斧を紛失したため、隣の息子を疑いました。そうするとその息子の歩き方…

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    真実は時の娘、権威の娘ではない

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  • ミステリー好きの方には有名な作品に、ジョセフィン ティの「時の娘」という本があります。 タイトルはフランシス ベーコンの言葉「真実は時の娘であって、権威の娘ではない」からきているそうです。 今から70年近く以前に書かれた…

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    絶対的自信があるのに九分九厘とは

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  • 九分九厘という言葉は何か不思議な言葉に感じられます。 「九分九厘大丈夫だ「九分九厘勝つだろう」と使いますが、裏を返せば「一厘はダメ」「一厘は負け」ということですから油断はしてはいけないことになります。 競馬の話で恐縮です…

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    ダメは個人に使う場合は禁句

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  • 皆さん「ダメ」という言葉は当然ご存知と思いますが、それではその語源が何か御存知でしょうか。これは元々囲碁から出た言葉で、ご存知の方は多いと思いますが対戦相手から見てどちらの陣地にもならない境界線にある目のことを「駄目」と…

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    四面楚歌の本当の恐ろしさ

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  • 「四面楚歌」は、自分の周囲が全て敵となった絶対絶命のピンチという意味で使われています。 もちろんそんなピンチも非常につらい状態ではありますが、 この言葉の意味するところは、実はそんな単純なピンチではありません。 「四面」…

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    「柔能く剛を制す」の本当の意味

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  • 「柔能く剛を制す」という諺は、 「三略」という古代中国の兵法書、いわば戦い方の虎の巻に書かれている一節で、 この後には「弱能く強を制す」とあり、 さらに「柔は徳なり、剛は賊なり。弱は人の助くる所、強は人の攻むる所なり。」…

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    「百聞は一見に如かず」には続きがあります。

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  • 百聞は一見に如かずの意味は皆さん知っていますね。 実はこの後には、  百聞は一見にしかず。  百見は一考に如かず。  百考は一行に如かず。  百行は一果に如かず。  百果は一幸に如かず。  百幸は一皇に如かず。 と長々と…

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    コケンにかかわるの「コケン」って何?

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  • 「そんなことをすると、コケンにかかわる」という文の意味は、大概の方はお分かりでしょう。 コケンは沽券と書き、沽券状とも呼ばれる、江戸時代に使われていた、 主に売買された土地家屋の受け渡し状のことで、つまり現代の権利書のよ…

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    お先棒を担いではいけません

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  • 「お先棒を担ぐ」という言葉があります。この先棒とは何でしょう。 今ならタクシー、少し前なら人力車のそのまた以前の駕籠は、1本の担い棒で前後二人の人が担いでいました。 駕籠に限らず土木工事のモッコや昔の棺桶なども同様に、担…

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    イチローから学ぶ、生きざま

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  • 日本の野球界での第一人者、イチローこと鈴木一朗さん。彼のことを知らない日本人はいないと思います。アメリカでも最も有名な日本人野球選手かもしれません。 そのイチローが自らの行動の指針としている言葉に「継続は力なり」という言…

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    急ごう!ただし本質を見失わずに!

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  • 拙速、という言葉があります。よく聞くのは「拙速は慎んだほうがいい」などと使われますよね?拙くて速いって一体なんだろうと思い調べると、孫子の中の言葉からきているようです。孫正義さんのことではありません。紀元前の中国の人です…

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    (ほとんどの)人に知られていない名君

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  • 私の好きな歴史上の人物を挙げます。 姓は劉、名は秀。と言っても多くの方はご存知ないでしょう。後漢を興した光武帝、と行ったほうが通りがいいかも知れません。あとは、日本との関わりでは、奴国に金印を贈った人、と言ったら大体の時…

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    現代人のルーティーン

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  • 早起きは三文の徳 とは、誰しも一度は耳にした事のあることわざです。 意味も至って簡単な事です。早起きをすること、時間に余裕を持つ事で得られる事はたくさんあるよと言う事。 例えば早起きをして、普段は食べる時間のなかっ朝ごは…

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    一見さんお断りの本当の理由

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  • 「一見さんお断り」で有名な京都の花街。 そこで遊ぶことは、地位や裕福さを誇るような単なるステータスではありません。 それが証拠に、店先でトランクケース一杯の札束や有力代議士の名刺を見せつけても、 「申し訳けおへん、今日は…

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    20・60・20の法則

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  • 「20・60・20の法則」という法則があります。これは、「何かが起きたとき、自分の周囲のどのような人が、どういった反応をするか」という割合を表したものです。 たとえば自分が、何か世間にとても褒められるようなことをしたとし…

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    生活に潜む「朝三暮四」的恐怖

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  • みなさんは、「朝三暮四」という故事成語を知っていますか? 学生時代の漢文の教科書に載っているので、一度は耳にしたことがあると思います。 中国の宋の時代に、猿回しをして生計をたてている男がいました。 だんだんと生活が苦しく…

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    馬の骨って何でしょう?

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  • どこの馬の骨とも知れない、という言葉があります。 わたしも子供心に、なんで馬?しかも骨?と思ったものです。実はこれには立派な出典があります。ただし、千年単位でエピソードが追加された為、個々の情報が後世の私たちにはうまく連…

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    怪しまれてからでは遅い

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  • 中国の古いことわざに「李下に冠を正さず」というのがあります。 直訳すると、「李」、つまり「すもも」の木の下で、「冠」、つまり帽子を直そうとしてはいけない、ということです。 もう少しわかりやすく、どんな意味かを説明しましょ…

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    小さな仕事が作り上げるもの

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  • 皆さんは人気映画「ワイルド・スピード」を見たことがありますでしょうか。車にはあまり興味がないのですが、カーアクションが迫力満点ですっかりハマってしまい、全作品見ました。アクションシーンだけでなく仲間の絆が織りなす強さも魅…

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    1キロではなく2キロ

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  • 仕事を義務と感じ,いやいや行うならそれは結果に表れます。 どうすれば,自分も相手も笑顔になれる働き方ができるでしょうか。 今から2,000年前の「山上の垂訓」という有名な講話の一節に次のように進めています。 「1キロ行く…

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